こたつの季節がいよいよ迫ってきた。最近はヒーターやホットカーペットを導入している家庭も多いと聞くが、やっぱり冬はこたつだろう。昔からの歌に「犬は喜び庭駆け回り 猫はこたつで丸くなる」とある。我々日本人にとって、特に冬の風物詩においてこたつは欠かすことのできない存在だろう。ヒーターやカーペットで済ませている家庭の子供は、逆に両親に「こたつにして」なんてせがむかもしれない。受験生も以前は冬は半纏を着て、人によっては鉢巻までしめてこたつに入ってがんばるというのが主流だった。今は暖房の効いた部屋でジュースでも飲みながら勉強するというスタイルになってきている。確かにこたつは多少手間がかかる。組立てなければいけないし、こたつ布団も要る。その布団を正方形にするか、長方形にするのかで迷う人もいるらしいが、聞く所によると正方形の方が売れているらしい。丸いこたつにも十分に対応できる。こたつであったまりながらテレビを見て、ゲームをして、お餅を食べて団欒したあの頃がなつかしい。
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