自宅すぐ近くにあるスーパーマーケットは、閉店一時間前から、当日まだ売れ残っているその日が賞味期限の食品類を半額で販売し始める。定価の9割引で販売される果物もある。 ところで「訳あり商品」というがある。通常これは「その商品自体に問題や欠陥がある」ことで売れないか、あるいは売れ残った場合に品質を維持することができないがために安く売るほかない商品のことだ。「訳あり」の「訳」は「理由」という意味で、従って「訳あり商品」とは「値段を下げて安く販売するにたる社会通念上正当な理由を有する商品」ということであるが、この「社会通念上正当な理由」は、上記の食品や果物のように、賞味期限が迫っていたり、もしくは玩具などならてほとんどまったく目立たない傷があるなど、よほど細かくて神経質な人やそういうものを気にする人でない限り、たいして気にならない、まったくもうほとんど気にする必要のないものがたいへん多い。そのような理由で、訳あり商品はお買得品と考えて全然かまわない。おまけに訳あり故に送料無料が多いのだ。
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