現在は男女共用語である美容という言葉を女性のみがほぼ独り占めして使っていた頃から、私は美容に対して関心を持っていった。それは私がニューハーフというわけでは全然なく、いやもっとはっきり言うと美容というよりはむしろ、完全健康体からもたらされる美しさに対して憧れを持っていた。 そのきっかけとなったのはヨガだった。受験生時代、ゲームや読書や受験勉強で祖力低下や肩凝り・猫背りに悩み、それでヨガに出会った。宗教ではなく健康法としてのヨガに。それから発展して、自然食を基本とした様々な健康法と、当時男性ではあまり考えられなかった美容法にも興味を抱き、実践を続けた。そのおかげか現在でも私は実年齢より五歳、人にもよるが十歳以上も年下に見られることがある。美肌だと誉められることも多い。もちろん外見だけでなく内側も健康体である。いや内側も健康でなければ美肌は保てない。私は冷え性でとても風邪をひきやすいが、薬は一切まったく飲まずに運動だけで体内の毒素とともに汗をたっぷりかいて治している。今後も無理しない範囲で、自然食をはじめとする健康法と、女性も味方してくれるような美容法をエンジョイしみながら続けていこう。
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